国文学研究資料館  収蔵歴史アーカイブズデータベース

武蔵国江戸日本橋白木屋大村家文書
(マイクロフィルム収集)



 大村家は近江長浜を本拠とする京都町人で、白木屋を屋号とした。呉服・木綿類に主力をおく江戸屈指の大問屋、いわゆる「江戸店持京商人」として活躍し、後には京都に材木店を出している。大正年間に株式会社白木屋呉服店となり、昭和初年に株式会社白木屋に改称したが、終戦後、年経営権は東京急行電鉄・東横百貨店の手に移り、株式会社東横と改称された。白木屋大村家文書は所蔵が分かれており、東京大学経済学部所蔵文書の大半と、当館寄託文書・五島美術館寄託文書の全てをマイクロフィルム収集した。東京大学経済学部所蔵分は、経営関係文書が多く、白木屋の経営を内部から支えた店制史料が残されている。また、白木屋が属した十組問屋仲間関係史料も多い。五島美術館寄託分は、「古今記録帳」14冊からなる。全体的に、営業帳簿類は乏しい。

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 武蔵国江戸日本橋白木屋大村家文書(当館寄託)