国文学研究資料館  収蔵歴史アーカイブズデータベース

信濃国埴科郡下戸倉村坂井家文書
(マイクロフィルム収集)



 坂井家は、下戸倉村の村役人の家筋で、1774(安永3年)以降名主または年寄に就任した。明治維新後は、戸長を勤めている。農間に酒造・醤油・質貸・水車渡世を経営している豪農でもあった。北信自由民権運動家として活躍する一方、戸倉村貴族院議院互選人にもなっている。1893(明治26)年には、戸倉温泉を開湯している。
 坂井家文書は、総数が6000点余で、大別して村役人としての公的な村政文書と、坂井家自身の家や家業に関する私的な文書に分けられる。マイクロフィルム収集にあたっては、両方の文書を年代の古いものから重点的に撮影した。

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