国文学研究資料館  収蔵歴史アーカイブズデータベース

尾張国知多郡半田村中埜半左衛門家文書



 中埜家は、近世中後期以降、地主化していくとともに、醸造業も行った。経済的伸張に伴い、下半田村を中心とする諸村の庄屋や取締役に就任している。幕末には、尾張藩から「木綿世話方」や「海岸守裁許役」に任じられた。明治維新後は、戸長・副区長・市長・衆議院議員など要職を歴任している。なお、中埜家は、「中埜」「中野」を混用していたが、明治に入って「中埜」に統一した。
 以上から、本文所群は近世の庄屋・御用文書、近代の役場・公職関係文書、村方富農による相続講中文書、中埜家の家経営・事業に関する文書、三河国碧海郡下佐脇新田の村方文書・地主経営文書に分けられる。総レコード数1733件。

収蔵歴史アーカイブズデータベース 文書群内を検索できます

文書群の概要 文書群の解説です


目録PDF

『史料館所蔵史料目録』第58集
尾張国知多郡半田村中埜半左衛門家文書
表紙~20 21~40 41~60 61~80 81~100 101~奥付