公家平松家は桓武平氏の流れを汲み、近世初頭、西洞院時慶の次男時庸によって起こされた家である。内廷では近世中期、議奏職を勤めたが、多くは仙洞御所との深い関わりから、仙洞の要職である院伝奏を勤めた。当館所蔵の文書群は、平松家の家に関する文書、朝廷への勤仕に関する文書、平松時厚関係文書、文芸・諸芸関係に大別される。2076点。
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